入社式も終わり保険会社の社員として働くことになるのですが、入社していきなり営業に出られるわけではなく3か月の研修がありまして、まずは入社して約3週間後に行われる一般課程試験の合格を目指します。
生保レディとして働くためには、この試験に合格することが絶対条件なので非常に重要な試験なのです。
入社したらすぐ一般課程試験の勉強がはじまり、ひと通り学んだら今度はひたすら過去問など模擬テストをします。
今回わたしは初めての一般課程試験でしたが100点で合格することができたので、その勉強のコツなどを書いていこうと思います。
一般課程試験とは
生命保険のしくみや保険商品を販売する際のルール、法律など基礎的なものになっており、この試験に合格することで保険募集人として金融庁に登録され保険の営業ができるようになります。
勉強を始めたばかりのころは聞いたことない専門用語ばかりで受かるんだろうかと不安でしたが、9割くらいの人は受かる内容です。
この一般課程試験は90点以上が合格点で、もし試験に落ちてしまうと保険を勧めることができないので退職ということになります。
普通に勉強してれば落ちることはあまりないみたいですが、落ちたら無職ですから必死です。
一般課程試験の問題ってどんなもの?
一般課程試験で出題される問題は主に3種類あります。
まず問題に対して、いくつか用意された解答の中から正しいものを選択する語群問題と2つめは問題文を読んで文章が正しいか間違ってるかを選ぶ正誤問題、3つめは計算問題です。
どれも普通に勉強してればそんなに難しくはないですが文章の書き方が少し意地悪だったり、引っ掛け問題があったりするので油断は出来ません。
計算問題は収支相等の原則の計算か遺族の生活資金の計算、このどちらか1つは必ず出題されます。
試験会場には電卓を持ち込めないので計算問題はかなり不安でした。
収支相等の原則の方ならまだしも遺族の生活資金の計算で総額出せとか言われたら結構な桁だから手計算とか無理よ。
さすがに総額までは出題しないのかもしれませんが絶対出ないとも言い切れないので計算嫌いなわたしはかなりビビってました。
ちなみに出題されたのは収支相等の原則の方だったのでラッキーです。
勉強のコツは3つ!
一般課程試験に余裕で合格するための勉強のコツは下記の3つです。
- 授業は真面目に聞きましょう
- 復習はその日のうちに
- 過去問をひたすら解きましょう
まず1つ目の授業についてですが、わたしの場合コロナ禍での研修なので本来4支社合同で1ヶ所に集まって研修するところ各支社ごとに分かれて受けているため授業もZOOMで行われました。
授業内容は解説動画を見たりトレーナーがテキストの重要なポイントを教えてくれるのですが、授業中はテキストにマーカーを引いたりノートをとったり忙しくなってしまい、ノートをとるのが追いつかなくなるためテキストの太字で書かれている文章はあらかじめ先にマーカーを引いておくなどしてノートをとる時間を確保したほうがいいでしょう。
2つ目の復習については、小さい子どもがいる方などは家で勉強するのが難しいかもしれませんが、授業がものすごい速さで進んでしまうので出来るだけその日習った範囲を問題集などで復習するのがオススメです。
3つ目の過去問についてですが個人的には過去問が1番重要だと思います。
なぜなら本番の試験問題より過去問や模擬テストの方がよっぽど難しいからです。
特に模擬テストは約款と定款が逆になってるなど意地悪な引っ掛け問題が多かったように思いますので、焦らず問題文をしっかり読むことと正誤問題で解答が誤の問題に関してはどこが誤っているのかまで書けるようにしておくと本番の試験で高得点が狙えるでしょう。
一般課程試験ってどんなふうに受けるの?
一般課程試験は指定の試験会場に行きパソコンで受験します。
指示されたパソコンの前に座りスタートを押すと試験が開始されるのですが各パソコンは仕切られているので、わりと集中して問題を解くことができました。
パソコンの画面に問題が表示されて回答欄から答えを選んでクリックするだけ
なので簡単だし、もし問題を飛ばしてしまっても未回答の問題は画面上の色が違うので問題を飛ばしたまま終了してしまう心配もありません。
パソコン操作が不安な場合は自分の勤務する保険会社で使っている端末であらかじめ操作の練習もできるので安心です。
まとめ
一般課程試験は聞いたことのない専門用語や法律などがたくさん出てきて難しそうに感じますが、真面目に授業を聞いて復習するなど当たり前のことをやってれば受かります!
勉強のコツを掴んで高得点めざして頑張りましょう!